パースペクティブの仮想的な変更

LensTURE Systemは撮影画像のパースペクティブを仮想的に変更できる機能を備えています。これは障害物があるためにベストな撮影ポイントからシャッターを切れない場合に役立ちます。例えば、建物を中央にして構えるパースペクティブでの撮影を想定します。ベストなカメラ位置は建物の正面ですが、建物の前に障害物がある場合ベストな位置からの撮影では障害物が写り込んでしまいます。障害物の写り込みを避けるために左側へ数メートル移動して撮影すると、建物を中央に構えたパースペクティブ構図にはなりません。

Nr1_Original_kl

この問題をテクニカルビューカメラの後スタンダードのアオリと同様の方法で、LensTRUE Systemで解決することができます。LensTRUEを使用すると、右または左の位置へ数メートル移動した位置からいつものように写真を撮ることができます。

ソフトウェアLensTRUE visualizerで撮影画像を開くと、最初の処理段階では次の画像のようにパースペクティブ構図が正面から左側へ移動しています。

Nr.2_Korrektur_kl

「画像構図の調整」にチェックを入れてY軸コントロールを左側のマイナス領域に動かすと、撮影位置が仮想的に右方向へ移動します。 その結果、実際に位置を移動して撮影したような、建物を中央に構えたパースペクティブ構図になります。

Nr.3_Zentralp.-Ausrichtung_kl

建物の左側面は消えていませんが、パースペクティブ構図に調和するように狭く調整されています。建物の水平ラインに注目してください。オリジナルの撮影画像では左から右へ向かって走っています。仮想的にパースペクティブを変更した後では、中央正面から撮影したように水平にラインが走っています。

更なる写真例

次のスクリーンショットはライン河の畔にあるハイアットホテルで、左がオリジナルの撮影画像でその隣は自動補正されたものです。3枚目の画像は仮想的にパースペクティブを変更したものです。赤色の部分は、最終的な画像仕上げ時に行われるであろうトリミング領域を示しています。

LensTRUE背後のテクノロジーについては次のページをご覧ください。